2021年5月26日水曜日

子どもと紫外線

 

                🌝みなさまこんにちは🌝


   例年通りなら、5月は過ごしやすい

   気持ちのいい季節ですが今年の梅雨入りは

  異例の速さとなりました🌂

   小さなサイズの長靴や、傘やカッパなどの

  雨グッズを可愛く着こなすお子さまの

      姿が可愛い季節ですね✨    

    梅雨の間は一旦落ち着きますが、

 春先から5月にかけては

   梅外線が強くなる時期です🌞

   雨が明ければまた強くなりますので

   今回は子どもと紫外線について

   お話をさせていただきます。

       



子どもの頃からの紫外線対策が
なぜ大切なのかといいますと…

✅子どもの肌の表皮の厚みは
    大人の半分の厚さであること。
   ✅またバリア機能が低く成長過程に
                    ある為外部からの刺激に敏感なこと。
            ✅そして、まだ厳密な知見は得られて
      いませんが、生涯に浴びる
         
      紫外線量の約半分を、学童から学生の時期に
       浴びると言われており、子どもの頃から浴びた
       紫外線の量が多いほど、将来の健康に悪影響が
起こると言われている為です。

  紫外線をたくさん浴びすぎると…

① しわやしみなどの皮膚老化を早める
② 将来、皮膚ガンを起こしやすくなる
     ③ 目の病気(白内障、翼状片、網膜のメラノーマ
というガンなど)を起こしやすくなる

といった問題があります。


    
とはいえ、紫外線対策の基本は

「浴びすぎないようにする」ことで

子どもには外遊びも必要です🌈
        
工夫して紫外線対策を行うことは、

生涯にわたり健やかな肌を

保つための生活習慣の一つとなります。


🚩普段の暮らしでの工夫点🚩

☆時間の工夫☆

紫外線は1日のうちでは10時から
14時の間が強くなります。
屋外活動はなるべく紫外線の弱い
時間帯に行い強い時間帯には
紫外線対策を行いましょう。

1年の中では4月から9月
に強くなります☀
皮膚は夏から秋にかけて
色素を増やして角層
(皮膚の最外層)も厚くなるので、
同じ強さの紫外線でも
春より秋の方が紫外線に
対する抵抗力は強くなります。

☆場所の工夫☆

 日陰は日向の約50%に紫外線が
減るのでテント、パラソル等
を利用しましょう。
  曇りでも晴天の約80%の紫外線が出ています

☆帽子を被る☆

帽子のつばが7センチあれば、約60%の
紫外線をカットできます。
なるべく被るようにしましょう

      ☆サンスクリーンの利用☆

  日常生活ではSPF15以上あれば十分です。
ただし、たっぷりと均一に塗らないと
期待通りの効果は得られません
 (量や塗り方については以下表をご覧下さい)
時間とともに、効力が弱くなったり汗で
流れるので2.3時間ごとに
重ね塗りするとより効果的です。





   参考文献:2015年日本臨床皮膚医会
                                                       ・日本小児皮膚学会


 晴れたり雨が降ったり、
 
天気の移り変わりが多いこの時期
             
              梅雨が明けたら夏到来です🌝
  
工夫しながら紫外線と付き合い
 
健康にお過ごしくださいませ
       
                                             ありがとうございました🌼

                 


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